高校中退者、その後の就職先の悩み

 


 高校中退者について、学校を辞めた後、苦労したことについてという質問で、内閣府が2011年度に調査した結果、「どのようにして進路の情報を得たらいいのかわからない」という声が多く上がっています。

 

 高校中退者たちの大半が就職の方向で進路を考え、そのための悩みを抱えていますが、地元就職の難しさや仕事への自信の無さがあります。

 

 こうしたマイナス状況は、突然追い込まれた現実だったのかもしれませんが、相談相手などの救いの手が回りに無かったということが分かります。

親や元の学校、友達といった、周りから孤立していることもわかります。インターネットが当たり前のこの世の中、検索すればある程度情報を手に入れることも可能ですが、そのように前向きになれない精神状態、あるいはパニック状態であるのが高校中退者の現状です。

 

 このように、高校中退者たちの大半が就職の方向で進路を考え、そのための悩みを抱えていること、地元就職の難しさや仕事への自信の無さであったり、こうしたマイナス状況は、突然追い込まれた現実だったのかもしれないが、いずれにせよ、相談相手などの救いの手が回りに無かったということがよく分かります。

 

 中退後、次の高校や通信、大検などといった前向きな進路選択も、やはり相談相手が居てこその現実なのでしょう。また、辞めた理由については「欠席欠時で進級ができない」や「校則、校風が合わなかった」ついで「勉強についていけない」や「人間関係」。

 

 どれも、高校進学時に本人に合った学校の選択より、別の目的が優先しています。

 

 それは成績重視、あるいは親が行かせたい学校等々。いかなる理由であろうと、一旦高校中退に追い込まれれば、少子化世代の大切な子供達は、後の50年以上の人生に、つらい結果を背負ってしまい、就職一つとっても苦労多く歩むことになりかねません。

 

 高校中退者のその後の就職先の悩みをもつ者達に、アドバイザーあるいは進路の道筋を助ける救いの手が、公的機関、民間、身近な親族問わず、多く伸ばされることを願わずにはいられません。